高校生恋愛*~初めての気持ち~
橋場 翼………(はしば つばさ)だった。
橋場君は学校でも一番モテる。いわゆる……モテ男。ワックスで無造作に動きをつけた髪形。はっきりした綺麗な瞳。顎のラインがしゅっとしていて………芸能人なみの顔立ち。
今まで何人もの女子と付き合ってきたという事で有名で、学校でも一目置かれる存在だ。しかも、橋場君は私と同じクラスで、顔は知ってるけど喋ったことはない。なんで、この人が私の腕をつかんで…しかも私は橋場君の体にぴったりとくっついている!!!
私は必死に橋場君の元から離れようとしたけど、掴まれた腕をはなそうとしてもはなれない。
「なんで、遅れたのですか?」
数学の先生は、私達に向かって鋭い目つきで質問してきた。
「俺が、白川に話しかけて、遅れました。白川は、俺の話を聞いてて遅くなっただけで悪くないでーす。」
ーーえ?
「そうなの?それじゃあ、白川さんは自分の机に戻りなさい。橋場は授業がおわってから、職員室にくるように」
ち……ちょっと!!なんであんな事を!!!!
まさか……助けてくれたのかな?
そう考えてるうちに、もう授業はおわっていた。遅刻したんだから早く終わって当然か、と思った。私は、職員室に行こうとする橋場君を呼び止めた。
「あの……助けてくれてありがとう。」
「んーー……。ああ。」
あれ?なんか、橋場君と目……あってないような~。気のせいかな?でも橋場君は私をじろじろみて、行ってしまった。
橋場君に強く掴まれた私の腕。あの意味はなんだったんだろう。なんで、橋場君は私を助けてくれたんだろう。
橋場君は学校でも一番モテる。いわゆる……モテ男。ワックスで無造作に動きをつけた髪形。はっきりした綺麗な瞳。顎のラインがしゅっとしていて………芸能人なみの顔立ち。
今まで何人もの女子と付き合ってきたという事で有名で、学校でも一目置かれる存在だ。しかも、橋場君は私と同じクラスで、顔は知ってるけど喋ったことはない。なんで、この人が私の腕をつかんで…しかも私は橋場君の体にぴったりとくっついている!!!
私は必死に橋場君の元から離れようとしたけど、掴まれた腕をはなそうとしてもはなれない。
「なんで、遅れたのですか?」
数学の先生は、私達に向かって鋭い目つきで質問してきた。
「俺が、白川に話しかけて、遅れました。白川は、俺の話を聞いてて遅くなっただけで悪くないでーす。」
ーーえ?
「そうなの?それじゃあ、白川さんは自分の机に戻りなさい。橋場は授業がおわってから、職員室にくるように」
ち……ちょっと!!なんであんな事を!!!!
まさか……助けてくれたのかな?
そう考えてるうちに、もう授業はおわっていた。遅刻したんだから早く終わって当然か、と思った。私は、職員室に行こうとする橋場君を呼び止めた。
「あの……助けてくれてありがとう。」
「んーー……。ああ。」
あれ?なんか、橋場君と目……あってないような~。気のせいかな?でも橋場君は私をじろじろみて、行ってしまった。
橋場君に強く掴まれた私の腕。あの意味はなんだったんだろう。なんで、橋場君は私を助けてくれたんだろう。