高校生恋愛*~初めての気持ち~
「すいません。こいつ、俺の女なんで」


「はあ?調子のってんじゃねぇぞ!!グズ!!」

「俺の女がないてんだろ。泣かせてんじゃねーよ」

「くぅ………まじで付き合ってんのかよ。しゃーね~」


そういうと不良はとぼとぼと帰っていった


「…あ、ありがとう…」


舞の声…かすかに震えていた。


怖かっただろう。男だってびびるよ。


「ああ。あんな嘘、ついてごめんな」


「ううん。大丈夫」


「けがなかった?」


「うん。無傷!!」




舞が俺を見た。俺も舞を見る。二人の目が重なるとまた目をそらして………また見つめあう。


「ねえ」



「ん?」





「さっきの嘘、本当にしちゃわない?」





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