高校生恋愛*~初めての気持ち~
「んーーー。はるえー。はるえー。んーーー。ない!!白軍になぁぁぁぁぁぁい!」



そんな……ま・・・まさかぁぁぁ!?


「白軍にないって事は…」


私は廊下にはってある。「各軍メンバー」と大きく書かれてある紙にへばりつきながら、私の名前を探した。



紙のまわりには、たくさんの生徒が群がっていて、苦しい。


白軍のほかにも赤軍と青軍がある。



私は、次は青軍を見ることにした。



「青ー。青ー。」


どんどんいろんな知ってる人の名前が書いてあるなか。私の名前だけがない。



「うっそ!先生書き忘れた?」


私は、不安になりながらも、最後に赤軍をみた。



どうか!ありますよーーーーーに!



「はるーえ。はるえーーーー。ん!!!あったあああ」



最後に私の名前はちゃんとあった。


「赤軍かぁ。他に誰がいるんだろ。」



この学校の生徒数は800人。教員数は50人。校舎は二つにわかれている。



一つが普通科でもう一つが体育科。



だから運動会は当然体育科の方が有利で、各軍に均等に体育科の人が入るようになってる。



「んげ!!!翼と一緒じゃん!!」


んで、舞ちゃんは青軍。あああ!!!圭太も赤軍?



「悪かったなぁ~~?俺赤軍でしたぁぁぁ」



「うっ!翼!」


翼はそういうと私の頭をこんっとたたいた。



「いったぁぁあ!」


「赤軍勝とうな!」



「うん!!」







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