マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
まだ話は終わってないんだ。
キッチリ最後まで聞いて貰おうじゃねぇか、幹居。
「……え?十六夜………君?」
再び混乱モードに陥った幹居は、ソロソロと後ろに下がってく。
オレはその分前に進み、とうとう幹居は教室の後ろのロッカーに体をぶつけた。
「あの……」
黙って幹居の後ろの壁に両手を付き、幹居を閉じ込める。
妖しく口元を上げると、彼女はピキリと凍りついた。
「十六夜君のその笑い方……よく知ってる。私のお父さんやお姉ちゃんの彼氏さんが、よくしてる……」
「へぇーー?もしや2人共オレ様系か?」
キッチリ最後まで聞いて貰おうじゃねぇか、幹居。
「……え?十六夜………君?」
再び混乱モードに陥った幹居は、ソロソロと後ろに下がってく。
オレはその分前に進み、とうとう幹居は教室の後ろのロッカーに体をぶつけた。
「あの……」
黙って幹居の後ろの壁に両手を付き、幹居を閉じ込める。
妖しく口元を上げると、彼女はピキリと凍りついた。
「十六夜君のその笑い方……よく知ってる。私のお父さんやお姉ちゃんの彼氏さんが、よくしてる……」
「へぇーー?もしや2人共オレ様系か?」