マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
とりあえず簡単に説明してやった。


だってあまりベラベラ喋っちゃうと、個人情報保護法に違反しそうだから。

(↑……大丈夫だと思うけど)


「フーン。幹居、その人の事が好きなの?」


「ハァッ!?」


急に十六夜君がとんでもない事を言い出したので、私は目を丸くした。


私はただ知良君についてちょこっと話しただけなのに、なんでそうなるの!?


「違うよ!知良君彼女いるもん!お姉ちゃん達の高校で学年トップ3に入る、超キレイな彼女さんが!私にとっては、姉のお友達ってだけの人だよ!?」


知良君、言い方ヒドイけど許して!
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