マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
サーーーッという効果音付きで、幹居の顔から血の気が引いた。
「ま、満喫って何…!?」
「んーーー?そりゃあこうやって……」
石化している幹居の顔に、ゆっくりと自分の顔を近づける。
「っ!!何すんのよ!」
ドンッ!!
我に返った幹居は力一杯オレの体を押し、オレは数歩後ろに下がった。
オレと壁の間に挟まれる様な形になっていた幹居の頬は、緊張からなのか怒りからなのか、赤く色づいている。
「バ、バカ!こんな事したってねぇ!私はアンタなんかに靡かないんだからっ」
そう言って、オレは廊下に1人取り残された。
「ま、満喫って何…!?」
「んーーー?そりゃあこうやって……」
石化している幹居の顔に、ゆっくりと自分の顔を近づける。
「っ!!何すんのよ!」
ドンッ!!
我に返った幹居は力一杯オレの体を押し、オレは数歩後ろに下がった。
オレと壁の間に挟まれる様な形になっていた幹居の頬は、緊張からなのか怒りからなのか、赤く色づいている。
「バ、バカ!こんな事したってねぇ!私はアンタなんかに靡かないんだからっ」
そう言って、オレは廊下に1人取り残された。