マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
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―――――…


「ああ面倒くさい……なんでオレがこんな事しなくちゃいけないんだよ」


ブツブツ言ってるオレの手元には、数冊の本。


横に置いてある段ボールの中には、もっと大量の本が入っていた。


「クソ、津嶋め……こんな日に休んでんじゃねぇよ」


文句を言いながらも、本を棚に戻してゆく。


チラッと時計を見ると、図書室に来てから10分位経っていた。


「………チッ」


えーーー皆様、なぜオレが図書室にいるのかご説明しますと――――…


『あーー十六夜!ちょっと待ってくれ!』


『ハイ…?』
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