マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
涙目、赤い頬、プルプル具合。


どれをとっても満点で……理性がフッ飛びそうになる。


「お前……それ計算でやってるのか?//////」


赤くなった顔を隠すように、右手の掌で覆う。


「………??計算?何が?」


本気で意味が分からないって顔をしている幹居に、ため息が出た。


そうだよな…幹居は天然で無自覚美少女だもんな……


計算でこんな事するハズねぇもんな………たくっ、心臓に悪いぜ。


「だったらお手伝いお願いします、幹居さん」


「う、うん……」


オレ等は2人で協力して、本を本棚に戻し始めた。
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