マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
いつも穏やかっていうかのんびり屋さんってイメージの幹居とは思えない迫力に、オレは黙り込んだ。
「いいのか……?本当にお邪魔しちゃって……」
「全然OK!事情話したらお母さん達も理解してくれるハズだし!じゃあ行こう!!」
なんかテンションが高い幹居が、“ただいま~~~”と玄関の扉を開ける。
中から誰かの足音が聞こえた瞬間、覚悟を決めた。
ええい!もうどうにでもなれ!
「お帰り紀右。アラ?そちらはどなた?」
「あっ、こんにちは………」
オレ達を出迎えてくれたのは、鎖骨にかかる位の黒髪の女の人だった。
「いいのか……?本当にお邪魔しちゃって……」
「全然OK!事情話したらお母さん達も理解してくれるハズだし!じゃあ行こう!!」
なんかテンションが高い幹居が、“ただいま~~~”と玄関の扉を開ける。
中から誰かの足音が聞こえた瞬間、覚悟を決めた。
ええい!もうどうにでもなれ!
「お帰り紀右。アラ?そちらはどなた?」
「あっ、こんにちは………」
オレ達を出迎えてくれたのは、鎖骨にかかる位の黒髪の女の人だった。