マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
重い……重過ぎる!!
荷物はどうにか両手に収まっているものの、前も満足に見えない状態。
「幾ら何でもこりゃないよ~~~!!」
バランスが上手くとれなくて、あっちへフラフラ、こっちへフラフラしていた。
どうしよう…一旦床に下ろそうかな?
でもまた持ち上げる時、大変だろうし……
「だ、誰か助けて………」
腕がプルプルツラくなって来た、その時だった。
「えっ……?」
手元から荷物が半分無くなり、視界も良好になった。
目の前にいたのは………同じクラスの、十六夜 楓《いざよい かえで》君。
荷物はどうにか両手に収まっているものの、前も満足に見えない状態。
「幾ら何でもこりゃないよ~~~!!」
バランスが上手くとれなくて、あっちへフラフラ、こっちへフラフラしていた。
どうしよう…一旦床に下ろそうかな?
でもまた持ち上げる時、大変だろうし……
「だ、誰か助けて………」
腕がプルプルツラくなって来た、その時だった。
「えっ……?」
手元から荷物が半分無くなり、視界も良好になった。
目の前にいたのは………同じクラスの、十六夜 楓《いざよい かえで》君。