マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
両手いっぱいにプレゼントを受け取った幹居先輩に、紀右が忠告。


「ハイハイ。アンタは口ウルサイわねぇ。十六夜君、紀右って学校でもこんななの?」


「ウェッ!?」


サンドイッチを食べてるといきなり幹居先輩に話をふられて、危うくサンドイッチを落とす所だった。


リビングにいたオレ以外の10人の目が、一斉にこっちを見る。


「え…えーーーっと……(汗)」


オレは何と答えたらいいか分からず、焦りまくっていた。


ぬぁぁぁぁ!お父さんの視線が痛いぃ!!


まるで“変な事言ったら許さんぞ”って圧力かけられてるみたいだ!
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