マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
オレの周りには長峰や細石とか、結構美少女いるんだけど、こんだけの美少女はなかなかいない。


「私漢字苦手だから、国語得意な人うらやましいな!!」


「だったら勉強しろよ、お前」


「何さ!学年2位の頭脳を持ってるお兄ちゃんに、バカの苦労が分かりますかっ!」


なのに乃唖ちゃんはその美貌を自慢したりする事も無く、明るく話しやすい子。


例えるならうちのアネキを大分美形にして、もうちょっとマシな性格にした感じ。


恐らく大概の男なら、こういう女の子に夢中になるんだろうな。


だけど………


「どうしたの?紀右」
< 290 / 431 >

この作品をシェア

pagetop