マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
特に何も考えないで、オレもポケットからケータイを取り出す。
「ハイっと……」
「あっ、来た来た!私のも教えておくね♪」
お互いケー番とメアドを交換し終わり、ケータイを戻す。
「じゃあな紀右。また明日、学校でな」
「……うん……」
千梨さん達と一緒に外に出る途中、コッソリ囁いた。
なんかまた落ち込んでる紀右がちょっと気がかりだったが、そのまま幹居家を後にしたオレ。
途中、藤木さんがオレにだけ呟いた。
「嵐が来るかも……気をつけてね、十六夜君」
「?晴れてますよ?」
「―――…違うわよ」
「ハイっと……」
「あっ、来た来た!私のも教えておくね♪」
お互いケー番とメアドを交換し終わり、ケータイを戻す。
「じゃあな紀右。また明日、学校でな」
「……うん……」
千梨さん達と一緒に外に出る途中、コッソリ囁いた。
なんかまた落ち込んでる紀右がちょっと気がかりだったが、そのまま幹居家を後にしたオレ。
途中、藤木さんがオレにだけ呟いた。
「嵐が来るかも……気をつけてね、十六夜君」
「?晴れてますよ?」
「―――…違うわよ」