マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
☆本当は……☆ 《Side -Kiu-》
学校祭まで、後もう少しの月曜日。
「ハァ~~生き返るぅーーー♪やっぱり甘いものは最高だよねーー!」
ワイワイガヤガヤと賑やかな、オシャレな照明が中を照らしているファミレス。
私達6人は、学校帰りに腹ごしらえしに来ていた。
「でも驚いた。十六夜君ってファミレスとか来るんだね」
エビグラタンにスプーンを差し込んだままの弥紗が、楓を見ながら言う。
楓はちょっとだけマユをつり上げ、コーヒーを一口飲んだ。
「……オレがファミレスに来ちゃいけないのかよ、細石」
「オオイテメェ!誰もそんな事言って無いだろう!!」
「ハァ~~生き返るぅーーー♪やっぱり甘いものは最高だよねーー!」
ワイワイガヤガヤと賑やかな、オシャレな照明が中を照らしているファミレス。
私達6人は、学校帰りに腹ごしらえしに来ていた。
「でも驚いた。十六夜君ってファミレスとか来るんだね」
エビグラタンにスプーンを差し込んだままの弥紗が、楓を見ながら言う。
楓はちょっとだけマユをつり上げ、コーヒーを一口飲んだ。
「……オレがファミレスに来ちゃいけないのかよ、細石」
「オオイテメェ!誰もそんな事言って無いだろう!!」