マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
優しくお腹を擦りながら、同じ様に優しい目をしてる連右。


「男の子であろうと女の子であろうと、この子がオレ等の子供で連香の兄弟って事には変わらない。元気に生まれてくれたら――――…オレはそれでいいよ」


ああ……


連香が出来た時も言ってたけど………連右はホント、最高のパパ。


そして、旦那様だ。


「マァーマ、パァーパ!」


積み木に飽きたのか、連香がチョコチョコとやって来る。


「連香ーー、お前ももうすぐお姉ちゃんになるんだぞーーー」


連右がヒョイッと連香を抱っこして、笑いかけた。


「れか、ねぇね!!」
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