マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
相変わらず…女子高生の様ですね、お母様……
もうちょっと外見若かったら、お姉ちゃんの制服似合いそうだよ。
「紀右、着替えてきなさーーい」
「ハーイ」
お母さんに促され、2階にある自室へ。
制服を脱いでパーカーにスカートに着替えると、随分楽になった。
ベッドに大の字に寝そべり、目を閉じる。
浮かんで来たのは、楓の優しい笑顔だった。
「楓……私のどこがいいの?」
私が楓に“好き”と言えない理由は、色々ある。
『アンタのものになんかならない』って言い放ったのに、好きになっちゃった事とか。
もうちょっと外見若かったら、お姉ちゃんの制服似合いそうだよ。
「紀右、着替えてきなさーーい」
「ハーイ」
お母さんに促され、2階にある自室へ。
制服を脱いでパーカーにスカートに着替えると、随分楽になった。
ベッドに大の字に寝そべり、目を閉じる。
浮かんで来たのは、楓の優しい笑顔だった。
「楓……私のどこがいいの?」
私が楓に“好き”と言えない理由は、色々ある。
『アンタのものになんかならない』って言い放ったのに、好きになっちゃった事とか。