マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
電話口から乃唖ちゃんの明るい声が聞こえてきて、見えてないのにコクコク首を縦に振る。


「だ、大丈夫だよ!」


『そう?なら良かったぁーーー』


乃唖ちゃんはそう言った後、今日学校であった事を話し出した。


一通り話を聞いた後、私も学校で起こった出来事を話す。


暫く話して心が落ち着いた頃………話題は私達の中学の学校祭の事になった。


『紀右ちゃんウェイトレスやるんでしょう?カワイイんだろうな』


「そんな事無いよ。てかウェイトレスって言うより、メイドみたいな衣装なんだよねぇーーー…」


マジ、アレは無いでしょう。
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