マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
階段に座ってた長峰がガバッと立ち上がり、紀右と向かい合う。
「アンタはそれでもいいの!?相手が誰だか分からないけど、アンタのその人への気持ちは、そんなに軽いものなの!?」
怖い顔で訴えかける長峰の迫力に、紀右は若干後退り。
「そんなに簡単にあきらめようって思うなら、所詮その程度の気持ちだって事になっちゃうわよ!?」
「寧、寧央!少し落ち着きなさい!」
完全に興奮している長峰を引っ張って、どこかに消える細石。
オレ達の視界には、紀右1人だけが取り残されていた。
「なぁ、幹居の好きな男って、まさか……」
「アンタはそれでもいいの!?相手が誰だか分からないけど、アンタのその人への気持ちは、そんなに軽いものなの!?」
怖い顔で訴えかける長峰の迫力に、紀右は若干後退り。
「そんなに簡単にあきらめようって思うなら、所詮その程度の気持ちだって事になっちゃうわよ!?」
「寧、寧央!少し落ち着きなさい!」
完全に興奮している長峰を引っ張って、どこかに消える細石。
オレ達の視界には、紀右1人だけが取り残されていた。
「なぁ、幹居の好きな男って、まさか……」