マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
でもお客さんや生徒でギュウギュウに人がいるのに、どこに静かな所がある?


「あっ……校舎裏行ってみよう」


眉間にシワを寄せて考え込んで浮かんだ先は、いつも人気の無い校舎裏。


あそこだったら学校祭の今日も人いなくて、楓がいるかもしれない。


そう思った私はお客さんの間を縫うように走り、校舎裏へ。


「君カワイイね!なんでメイド服なの?」


「メイドじゃなくてウェイトレス!!」


途中で何回かナンパされたけど、全部無視!


どうにか校舎裏にたどり着いた時には、ゼーゼーと息が上がっていた。


「~~~~」
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