マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
乱れた呼吸を整えてると、誰かの声が聞こえた。
耳をすまして聞いてみると――――…男女2人組の声。
「楓君ってホントは目いいよね?なんでメガネかけてるの?」
「……諸事情でね」
この声は……乃唖ちゃんと楓だ!!
やっぱり乃唖ちゃん、楓に会いに行ってたんだ――――
「ど、どこだろう………?」
私は物音をたてない様に移動して、2人を探す。
「っ!!」
声がする方に向かうと、楓と乃唖ちゃんが向かい合って話しているのが目に映った。
途端に足がガクガク震えて動けなくなり、校舎の陰に身を隠した。
耳をすまして聞いてみると――――…男女2人組の声。
「楓君ってホントは目いいよね?なんでメガネかけてるの?」
「……諸事情でね」
この声は……乃唖ちゃんと楓だ!!
やっぱり乃唖ちゃん、楓に会いに行ってたんだ――――
「ど、どこだろう………?」
私は物音をたてない様に移動して、2人を探す。
「っ!!」
声がする方に向かうと、楓と乃唖ちゃんが向かい合って話しているのが目に映った。
途端に足がガクガク震えて動けなくなり、校舎の陰に身を隠した。