マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
「だったらなんで“好きな人はいない”なんてウソつく?どうしてもっと早くお前の気持ち、教えてくれなかった……?」
「フッ………フェ~~~~ッ!!」
声に切なさを滲ませながら尋ねると、紀右が大号泣。
ワンワン泣いて、オレにしがみついて来た。
「ごめんなさい楓……!!私自信が無かったの…イケメンで頭もいい楓に、私がつり合ってるのか………っ」
紀右が話せば話す程、背中に回る腕の力が強くなる。
「オマケに乃唖ちゃんが私の気持ち自覚させようと、“楓が好き”だとかウソつくから…乃唖ちゃんの方が………っ、ヒック」
「フッ………フェ~~~~ッ!!」
声に切なさを滲ませながら尋ねると、紀右が大号泣。
ワンワン泣いて、オレにしがみついて来た。
「ごめんなさい楓……!!私自信が無かったの…イケメンで頭もいい楓に、私がつり合ってるのか………っ」
紀右が話せば話す程、背中に回る腕の力が強くなる。
「オマケに乃唖ちゃんが私の気持ち自覚させようと、“楓が好き”だとかウソつくから…乃唖ちゃんの方が………っ、ヒック」