マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
ウェイターなんて冗談じゃねぇとバシッと断ろうとしたのに、紀右の小さな声に目線を下に。
たった今彼女になったばかりの紀右が、オレの制服の袖の部分を摘まんでオレを見上げていた。
「私も次またウェイトレスの当番だから、楓と一緒にいたいな……ダメ?」
「やる。康生オレやるわ」
こんな事言われちゃ、断る事なんて出来るワケねぇだろう。
『えっ?なぁ今幹居の「ウルセェ、黙れ」』
紀右の声が聞こえたのか、驚いた様子の康生を遮り、電話を切った。
「それじゃあ行こっか?紀右ちゃん」
「………うん//////」
たった今彼女になったばかりの紀右が、オレの制服の袖の部分を摘まんでオレを見上げていた。
「私も次またウェイトレスの当番だから、楓と一緒にいたいな……ダメ?」
「やる。康生オレやるわ」
こんな事言われちゃ、断る事なんて出来るワケねぇだろう。
『えっ?なぁ今幹居の「ウルセェ、黙れ」』
紀右の声が聞こえたのか、驚いた様子の康生を遮り、電話を切った。
「それじゃあ行こっか?紀右ちゃん」
「………うん//////」