マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
お花に代わり、今度は大量のハテナマークが私の周りをフワフワと飛ぶ。


「幹居、さっきオレが楓のケータイに電話した時、一緒にいたよな!?」


「なんで2人が一緒にいたんだよ?今もこんな所にいるって事は、楓が着替え終わるの待ってんだろ?」


桑村君と荒井君の質問に、一気に自分の顔が赤くなったのが分かった。


「え、えっと……その………//////」


ウーワ、こういう時って何て言えばいいんだろう!?


恥ずかしさや混乱でモジモジしている私を、桑村君と荒井君はメッチャ見つめる見つめる。


やがて荒井君が、核心を突いた。
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