マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
3人の男性の中の1人に手首を掴まれ、冷や汗が流れ出る。


私がオロオロしていると、3人に周りを囲まれてしまった。


「君名前何て言うの?オレ等と一緒に学校祭回らねぇ?」


「何だったら外行こ?カラオケとか!」


「バカお前、それはさすがにヤバイだろう」


私の事なんて無視して、勝手にアレコレ話している男性客3人。


身の危険を感じて逃げようとしたけど、未だに手首を掴まれてて逃げられない。


「あ…あの……離してくださ……」


ダメだ…恐怖で上手く声が出せない!


目だけで寧央達を見てみるも、誰も気づいてないし!
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