マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
パタパタ幹居に駆け寄って、幹居が持っていた荷物を半分奪った。
「えっ……?」
いきなり手元が軽くなり、目の前にいるオレをポカンとした表情で見つめる幹居。
運ぶのを手伝うと言うと、自分で運べると言い返して来た。
何言ってんだか……その細い腕でこんな大荷物1人で運べるワケ無いだろ。
現に今までもあっちこっちフラついて、危なかったじゃねぇか。
その事を指摘すると、言葉に詰まる幹居。
「じゃあ……教室までお願いします」
申し訳なさそうな幹居に“ああ”とだけ言って、オレ達は歩き出した。
「「………」」
「えっ……?」
いきなり手元が軽くなり、目の前にいるオレをポカンとした表情で見つめる幹居。
運ぶのを手伝うと言うと、自分で運べると言い返して来た。
何言ってんだか……その細い腕でこんな大荷物1人で運べるワケ無いだろ。
現に今までもあっちこっちフラついて、危なかったじゃねぇか。
その事を指摘すると、言葉に詰まる幹居。
「じゃあ……教室までお願いします」
申し訳なさそうな幹居に“ああ”とだけ言って、オレ達は歩き出した。
「「………」」