マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
――――ピンポーーン
私が膨れていると、家の呼び鈴が鳴り、お姉ちゃんがピクリと反応。
「ハーイ!」
「……来た来た」
途端に頬を赤らめて玄関に向かった姉の後を追うと、1人の美少年君と出会った。
「よう連香、おはよう」
オレンジブラウンの髪がよく似合う彼は、沖津 千梨《おきつ せんり》。
私、幹居 紀右《みきい きう》の姉、連香の1月前に出来たばかりの彼氏様です。
「せ、千梨おはよう!」
夏休み中につき合う事になった2人は、2学期から毎朝千梨さんが幹居家にお姉ちゃんを迎えに来る様に。
私が膨れていると、家の呼び鈴が鳴り、お姉ちゃんがピクリと反応。
「ハーイ!」
「……来た来た」
途端に頬を赤らめて玄関に向かった姉の後を追うと、1人の美少年君と出会った。
「よう連香、おはよう」
オレンジブラウンの髪がよく似合う彼は、沖津 千梨《おきつ せんり》。
私、幹居 紀右《みきい きう》の姉、連香の1月前に出来たばかりの彼氏様です。
「せ、千梨おはよう!」
夏休み中につき合う事になった2人は、2学期から毎朝千梨さんが幹居家にお姉ちゃんを迎えに来る様に。