マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
え……えーーーーっ!?


「そうなの!?十六夜君っ」


「へぇーー!十六夜君のプロフィールって殆ど知らないから、ビックリしたぁ」


思わぬ事実に、寧央も弥紗もビックリ。


十六夜君は恥ずかしそうに頭に手をやって顔を赤らめていた。


「同じクラスに誕生日が一緒のヤツがいるとはな!」


「あ、オレの誕生日は10月だから、プレゼントよろしくーー」


ニコニコと告げる荒井君の頭を、ベチッと叩く十六夜君。


「……イテェな楓!!何すんだよっ!!」


キッ!と荒井君が怒ると、十六夜君は面倒くさそうに腕組みをした。
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