か く れ ん ぼ



少女の手は赤く染まった。

そして

赤黒く光りを放つようになり、温かくなったモノをゆっくりと引き抜いた。



ドサッ…。



少年は力無く床に伏した。




『早く終わらせたかったんでしょう…

終わったよ?』




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