青空
私は、うらやましかったのかもしれない。
眼をきらきらさせて、自分の夢を語る国広が。
なにやってるんだろう。自分が嫌になる。
「……帰ろうか」
肉まんを食べ終えた国広が、残り少なくなった緑茶のペットボトルを手に立ちあがった。
私はまだ少しピザまんが残っている。あとひとくち。
眼をきらきらさせて、自分の夢を語る国広が。
なにやってるんだろう。自分が嫌になる。
「……帰ろうか」
肉まんを食べ終えた国広が、残り少なくなった緑茶のペットボトルを手に立ちあがった。
私はまだ少しピザまんが残っている。あとひとくち。