青空
待ち合わせ場所は、中学校の校門の前。
道行く人はみんなガスマスクをつけている。
私もつけている。
ガスマスクって、レンズがある目のまわり以外は顔がおおわれているので、ぱっと見て顔がわからない。これはガスマスクあるあるだ。
だから、国広がおそるおそる私の顔をのぞきこんできて、私も国広のガスマスクでおおわれた顔を見て、ようやくお互いを認識した。
「久しぶり」
私が言うと、
「元気そうだな」と国広。
「うわー……。国広が大人になってる……」
「当たり前だろ。俺アンドロイドじゃねーよ」
久しぶりに連絡してきた私に、国広はすっごく驚いていたけど、逢って話がしたいと言ったら、嬉しいことにスケジュールがあいていて、逢うことができたのだ。
道行く人はみんなガスマスクをつけている。
私もつけている。
ガスマスクって、レンズがある目のまわり以外は顔がおおわれているので、ぱっと見て顔がわからない。これはガスマスクあるあるだ。
だから、国広がおそるおそる私の顔をのぞきこんできて、私も国広のガスマスクでおおわれた顔を見て、ようやくお互いを認識した。
「久しぶり」
私が言うと、
「元気そうだな」と国広。
「うわー……。国広が大人になってる……」
「当たり前だろ。俺アンドロイドじゃねーよ」
久しぶりに連絡してきた私に、国広はすっごく驚いていたけど、逢って話がしたいと言ったら、嬉しいことにスケジュールがあいていて、逢うことができたのだ。