『僕』が交した約束



でも・・・

このままじゃだめだ



いつまでたっても、

前に進めない



それに

これは刹那が望んだことだ



刹那との約束を1つも守れなかった

この願いくらいは

叶えてやりたい



俺は、震える手でダイヤルを押した

すると3コールで川下は出た



『・・・絶対、かけてくると思った』



「ちょっと、話したいことがある

 病院に来れないか?」



『病院?今いるけど』



「マジ?講堂のところだから」



『・・・わかった。10分で行く』



ブチッときれた電話

その10分後、

ちょうどに川下は来た



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