『僕』が交した約束



それを、冗談か本気かどうとったか

わからないけど・・・




川下はそう言って

少し笑った



「・・・うるせぇよ、バーカ」



『これで、私たちも

 お別れだよね・・・』



刹那という接点がなくなった今

俺達が一緒にいる意味がない



川下には彼氏がいるし

俺も川下をそう言う風には

見たことがないけど・・・



沢山の思い出が出来た川下と

もう会えなくなると思うと

少し、ほんの少しさみしい



< 112 / 118 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop