『僕』が交した約束



『・・・そうかもね。

 いつか、また逢うとするか!』



「・・・だな。またな」



『泣くなよ?

 私に会えなくて寂しいからって』



「泣くわけないだろ!」



『ははっ!じゃあね』



川下はそう言って電話を切った



刹那や川下は

俺の入院生活に

かけがえのない想い出をくれた



もう、

ここには刹那はいない



だけど

俺は大丈夫







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