『僕』が交した約束
「やっぱり、心配で・・・
今の人たちは、友だち?」
「・・・・・・まぁ」
「そっか・・・
体調はどうなの?足、治りそう?」
「っ、・・・美憂、
もう見舞いに来ないでくれ・・・」
「え・・・何で?」
「そんな心配されたくないんだよ・・・」
足なんて、まだ治るかどうかも
わかってないのに・・・
「彼女なのに心配しちゃだめなの?」
無性に、ムカつく
こんな時だけ、彼女面するなよ
俺がどれだけ辛いかも
知らないくせに・・・!
「悪いけど、1人にしてくれ・・・」
「・・・わかった。いつでも電話して
すぐに会いにくるから」
悲しそうな顔をして帰る
美憂