『僕』が交した約束



1年生の俺には、

レギュラーを取ることが一番大事



だから練習も

頑張ってるつもりだ



「ったく、

 あんまり頑張りすぎるなよ?

 お前、このごろは

 一番遅くまで残ってるみたいだし」



「あぁ、

 次こそはレギュラー取るから」



そう、

次こそはレギュラーに・・・



別に、

誰かと約束したわけではない



けど、

なぜかこの時の俺は

焦っていたんだ



この焦りが、

『俺』の人生を変えたんだ―。



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