Little-Noise―リトルノイズ―
「…さぁてと、遠距離には遠距離ってねぇ~」
「…ツ!!…お前まだ生きていたのか」
「…どこだっ!!!どこにいるっ!!」
今、錬太郎はメイドが起こした砂煙に紛れていた。
おぅおぅ、敵さん混乱しとしとる~
ここで一気に仕掛けんと…
「そんなの自分から教えるバカはいねーだろ」
「…むっ!!…それもそうか…」
あれ??
この子ひょっとしたら天然??
いや、天然でしょ??
それともバカかな??
どっちにしろ、
かわいいなぁ~…じゃなくて今は心を鬼にせんと、
「んじゃ行くぜっ!!音爆‘noise bomb’!!」
錬太郎はいくつもの音爆を放つ
「…くッ!!そんなものっ!!」
メイドはガシャと音を立てながら自分の身の周りに銃を集めている。
錬太郎の音爆がメイドの銃に当たる
……ドガッッッッン!!
壮大な爆音と爆風を伴い錬太郎と未來を襲う
「…チッ!!まだだな…」
しばらくして爆煙が消えるとそこにはまだメイドが立っている
「しぶといなぁ~
俺はあんまり疲れることはしたくないんだけど…」
「……さすがに先程の攻撃は堪えましたね…」
メイドのメイド服には焼け跡が残っていた
「んじゃ、第2ラウンドと行きますかっ」