Little-Noise―リトルノイズ―
メコの方に行かんとな…
先ほど爆発音が響いたからな……
まぁアイツなら大丈夫だと思うが…
一応、心配してやらんと…
クッ…
それにしても傷が深い…
醒燐は肩に手をおき傷を確認する。
これではメコの足手まといだなww…
くすくすっと笑いメコのもとに歩む。
「……たぁくっ!!何してんのよ、全くもぅ!!
さっさと出てきなさいっ!!し~ずる~」
何だ!?
アイツはだれだ!?
なぜ今ここにいる??
いや…それより私がアイツの存在に気付かなかった…??
「…だぁあっ!!うっさいっ!!!
俺は今、大事な刀を折られてヘコんでんだよっ!!」
滋瑠の手だけが瓦礫か出てくる。
手でしっしと追い払うしぐさをする
「…ムカッ さっさと出てこいってのが聞こえないのかねぇこの子は」
滋瑠の手が出ている瓦礫を思いっきりふんずける。
まぁそれは容赦なくドガドガと…
怒りで顔をひきつった笑顔で♪
「…い、いてっ 分かったっ、分かったから
止めとけってっ」
「……ったく少しぐらい休ませろよ…」
俺は隣にいるやつに向かってジト目を送る。
「…分かったからさっさと済ませるわよ」
全然、分かってねぇじゃねぇかっ!!!