Little-Noise―リトルノイズ―



なぜか女にジト眼で見られてしまった…
なんなのだ、あいつは…


眼でなんで邪魔したの。ばかりを訴えてるみたいだ。



「…なに??ではなく貴様は私を無視しおって……
貴様は一体、何者だ!?
今は私の滋瑠が戦っているんだぞっ!!」


「何者って……私はただの通りすがりの転校生よ」

結局、何者かは分からない女はこれまた何故か堂々と仁王立ちで答えていた。


滋瑠はあきれた顔で口をポカぁんと開けていた。


「…分かった。転校生……ならば今から私があやつを…滋瑠を殺すのを見ておけ」


「…なぁに言ってるの??バカなの??私がここに来たってことはあんたらが負けるってことよ」

まだ仁王立ちは続いている。


「あと、私は滋瑠の幼馴染みなの。ただの転校生と思っちゃ大間違いよ」



「……お前はどんだけ偉そうなんだよ…」



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