それでも僕は-Loving you is continued.-



「ん?」


不意に知らない女と
目があった

「なにあいつ…」

俺を鋭い瞳で睨みつけ
目を合わせると照れた様に
すぐ逸らす

「龍也!」

不意に名前を呼ばれた
のは知らない女

だれ?とは思ったものの
とりあえず返事はした

「久しぶりだね♪
 最近連絡くれないから
 ぅち寂しかったんだょ?」

甘えた様に言ってくる
俺は理解した。
この間ヤった女か…

「あ~ごめんね」

「ねぇ、今日さ龍也に
 会えると思ってさ
 部屋とってあるんだ…」

最後は俺の耳元で
シよ?なんて言ってくる
安い女。どうせヤるだけ
これが好きな女だったら
嬉しいんだけどね(笑)

俺は迷わず営業smileで
答えてやった

「待ってるね」

名前も分からない女は
笑顔でまた違う男の中に
消えていった

「ふ~…」

ん?また視線を感じる
あの女か…


また俺を睨んでる



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