僕らの空色
タケル君は一行に帰ろうとしないどころかリビングでくつろいでいた
仕方ないので2人でダラダラとテレビをみた。
気がつけば二度寝をしていた
携帯が鳴る音に眼が覚めた
懐かしい名前が携帯には浮かんでいた
茂兄やん
地元の先輩からだった
俺は慌てて電話に出た
「はい。」
『あ、マコト?久しぶり。俺、茂。』
「久しぶりっすね。どーしたんすか?」
『いやー、お前こっちに帰ってくる用とかねーの?』
「え…あー、今ん所そんな予定ないっすね。」
『そーか…』
「…どーしたんすか?」
『いや、別に。悪かったな。じゃ、またな。』
「あ、はい。じゃ…」