きみにあえたきせき
私の初めての他校の友達は

原野ゆりという

元気で明るい

そしてハキハキものを言いそうな子だった

「あ・・・私は瀬乃原優っていいます!こちらこそよろしく!」

「うん!よろしくねー!!」

簡単な挨拶をしていたら

他の子達も入ってきた

「あ!優!!同じじゃん!!」

「あ!絵里!!」

小学校のとき委員会が同じだった

小学3年生からの友達だ

「絵里と同じクラスだったのか〜」

「え!?名簿見てないの??」

「うん。教えてくれて・・・」

そうなのだ

私の友達がクラスを教えてくれて

自分のクラスの名簿を見ずに

そのまま来たのだ

普通教えてくれても見るか・・・うん。

「あんた、幼なじみと同じクラスだよ?」

「え!?どっち!?」

「チビの方」

「・・・マジか」

私には幼なじみが二人いる

家が近所だったのがあって

幼稚園入園前からの仲なのだ

幼なじみの事は

小学校が同じだった人は全員知ってる仲で

知らない人はまず、いないだろう

そんな仲でまさかチビの方とは・・・

私の幼なじみの名前は

伊川駿哉と勝亦達

同じクラスになったのは

伊川駿哉の方だ




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