コイスルウサギ


「関係ない、じゃん…。」


突然のことに

心の準備などできていなかったためか

あの日以来おばあちゃん以外の人と初めてしゃべった。

自分でもびっくりしていた。

「ふ~ん…。お前いくつ?」


「15」


「俺と同じじゃん」

うっそ…。
これで同い年…?

み、見えない…

私が外に出てない間に
時代はこんなに進んでいたのか…。
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