悪魔なヴァンパイア





そのまま私の手からプリント、ファイルを取り上げた


「先生…」


「それぐらいなら持てるだろ?」


残されたのは黒板サイズの世界地図のみ。


しかも丸められてるから持つのは全く苦にならないやつ


「さっ。行くぞーっ‼」


「………」


やっぱ優しい…

小悪魔っていうかツンデレっていうか…



「どうかしたか?」


不思議そうに振り返る先生にそんなことは言えるわけない…


「なんでもないですっ‼」





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