悪魔なヴァンパイア





「………………」


天然とかそんなことより頭に残るのは両親のことっ


私の記憶に全くない事をこの人たちは知ってる…?


「まぁ、無駄話してる時間はねぇ。大人しくついてきてもらおうか」


…………!!


そんな事を考えてる間にも
この間と同様、残っている2人の男がこちらに向かってくる


「ちょ…こないで…っ!!」


再び自然に後ずさりする私


もう両親の事よりもこっちの方が問題…っ!!


ここで捕まったら…一体どうなるの…っ!?


走って逃げる?

…いや、そんなの無理だ


こないだの恐怖がよみがえる…


怖くて動けないっ!!





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