悪魔なヴァンパイア





「お、お前ら…っ」


リーダー格の弱々しい声が響く


「……ちっ!!」


強く握られていた腕が楽になった


「話がわかるヤツでよかった」


ソルテ…
笑顔だけど殺気がスゴいよ…


「とっとと里夕から離れろ」


そう言われて震えながら私から離れる男たち


こっちの人たちはリーダーに比べてこないだのことをよく覚えてるみたい…


…てか後ろに行き過ぎでしょっ!!


「それでいい。」


満足げにそうつぶやいた瞬間


「ウワ…ッ」


リーダー格の男ははソルテに投げられ…


そのまま、こっちに飛ばされてきた


「ちょ…ちょっと…」


このままだと直撃じゃんっ!!






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