悪魔なヴァンパイア





ソルテは男達の前に堂々と立っている


「さぁ…どうして欲しい?」


ニッコリと笑ってるけどいつもの笑顔じゃない…


「う…うぅ…あ、悪魔…っ」


恐怖で声が震える男


その後ろで目を伏せる残りの二人


「悪魔か…まぁ近いな。」


余裕の笑みを浮かべる彼に対して男達の顔はみんな強ばっている


「心臓でも撃ち抜くか?」


………!!


さすがにそれは見過ごせないよっ!!


いつものソルテならともかく、今のソルテは本当にやりかねないし…っ


「ちょっと…」






< 116 / 273 >

この作品をシェア

pagetop