悪魔なヴァンパイア







青年をうれしそうに見ている


その青年の苛立ちの矛先は倒れこんでいる三人の男に向けられた


「ひぃ……っ」


男達をガン見してどんどん近づいて行く


え、なんでその男達?


「貴様ら……」


ポツリと呟きく青年


ソルテが懐から無理矢理出し、撃たれた衝撃で近くに落ちた男達のピストルを拾った


「た、助けてくれぇ…っ」


その後は表情を全く変えなかった


「はん。」


━━━━━バーンッ!!


住宅街響き渡る銃声


一発


━━━バーンッ

━━━バーンッ


続けて二発、躊躇なく撃ち込んだ


怖くて反射的に目を閉じてたけど…


「うぅ…」


なんとか男達は生きてるみたいだった


わざと外したのかな…?




< 128 / 273 >

この作品をシェア

pagetop