悪魔なヴァンパイア
「…ずいぶん前からね」
―――――――!?
そう呟いた途端、両側にいた2人の男が私の腕を掴んだ
「ちょ…なにすんのっ!」
「これ以上は付き合ってられない。さっさと運べ」
突然変わった男の口調
「バカな奴だ。おとなしくついてきていればよかったものを…」
…何者っ!?
「お前ら傷はつけるなよ?」
ゾクッ
全身に寒気が走る
このままいけば私は…どうなっちゃうのっっ!?
「さっさと連れていけ」
「いや…っ!離してよっ!」
「うるさい、騒ぐな」
これで騒がない方がどうかしてるって!