悪魔なヴァンパイア





「え…あ、うん。」


ソルテとあの人の関係は気になるけど、ソルテがここまで話してくれるのは大変だと思うし…


…なんてったって[めんどくさがり]なんだから。


「とりあえずありがとう。」


机に伏せているソルテがぐったりしている


「ソルテのこと少しでも知れて嬉しかったよ」


「……………」


「え?もう寝ちゃったの?」


そのソルテを覗き込むように近づく


「……里夕…」


____!!


「お…起きてたの…っ!?」


ち、近い…


「いくら僕でもそんなに早く寝れないよ。どこぞの主人公じゃないんだから」


そう言いながらムクッと起き上がる


「それよりさっきのこと本当?」


「さっきのこと…?」


「僕のこと少しでも知れてって…」



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