悪魔なヴァンパイア
『だから直接お前に頼もうと思う』
「えっ!?いや…それで納得すると思いますかっ!?」
あんな危ない目に遭わせといて…
『納得しろ』
「そんな無茶な…」
『もう一度お前を連れて行こうとすれば…次は生きて帰れないかもしれない…』
それは確かに…
『お前を連れて来れなければこっちでも用なしだ。つまり…どっちにせよ待ってるのは死だ』
電話先の男の声はかなり疲れてるみたい
『人助けだと思って…』
「人助けですか…」
ほんとに助けられたら助けたい…けどっ!!
「私の命はどうなるんですかっ!?」
この人たちを助けられたとして…私はどうなるのっ!?
てか何されんのよっ!?